京都の誠光社、三月書房、恵文社一乗寺店、ホホホ座へ行ってきました

今、私たちのような街の本屋で、最も賑わしいのが京都の街の書店さんたちです。一度出向いて見てきたいと、ずーっと思っていたのですが、ちょっと時間が取れそうなので、暑くなる前に、祇園祭が始まる前にと、天気予報を睨みながら、6月19日に出かけることにしました。週間天予報は、曇り。前日の予報も、曇り時々晴れ。のはずが、大津に入ったころから降り出して、京都は終日土砂降り。これって、誰のせいなの?
朝早く着いたので、先ずは雨の中を「哲学の道」散歩。「大豊神社」の祭礼が近いようで、あちこちの家の前に「お神酒」の振舞札。「大豊神社」には珍しい「狛鼠」さんがいましたよ。
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いよいよ出発。先ずは、日本一の有名書店恵文社一乗寺店の前店長堀部さんが、昨年冬に独立開業した「誠光社」さん。英米文学、文化が得意という感じで、やっぱし超かっこいいお店です。棚も一梁ごとに特徴的にまとめられていて、隅々まで考えられた棚づくりです。午前10時の開店早々、雨の中にもかかわらず、たくさんのお客様で賑わっておられました。今はどうしても、現在の恵文社一乗寺店とよく似た雰囲気を感じてしまうわけですが、これからどう展開発展され、どう突き放していかれるか、私も勉強させてもらえたらと思っています。
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次は、京都の有名書店「三月書房」さん。青学の福岡伸一さんも、「究極の理想の本屋」と激賞の本屋さんです。本当にすごい選書で、どの棚の前に立っても、その重厚さに圧倒されます。こちらは、店名も有名ですが、店主さんも歴代有名人です。その店主さんがお一人で切り盛りなさっておられるはず。時代に実効性のある新刊本からずっーと読み継がれていくべき既刊本を、決して文科に限らず様々な分野で、しかも決して広いとは言えないスペースに収める、このすごい選書をお一人でなさっておられる訳で、本当にこんなことができるんだと、恐れ入ってしまいました。私は本屋なので、今日配本になる本が分かります。出版予告で私の店にも置きたいと思っても、ここまでガッチリとしたテーマの本を置けるだろうか、そういう読者をうちは持っているだろうかと悩んでしまうような本が、しっかりセレクトされて、今日入ったばかりのはずなのに、ずっと定番になって棚差しされてた本の中に、まるで今までもそこに置かれていたかのように、当たり前の顔をして収まっているのを見て、私の店でもこんな風に本を並べれたらなぁ、と羨ましく思いました。私も、こちらのような街の本屋になりたい!
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次は、超有名店「恵文社一乗寺店」さん。日本中の本屋さんや出版社さんたちが「恵文社一乗寺店詣で」と押しかけて来るお店で、私も念願が叶い、善光寺詣りかお伊勢詣りができたような気分になって、これで本屋仲間の話題にも、付いて行けるという次第です。
「えいでん」一乗寺駅からお店に向かって歩いていると、いつの間にか周りに女の子たち連れがぞろぞろ歩いていて、みんな「恵文社一乗寺店」へいくのかなぁ、って感じ。店に入ると、山のようなお客様で、若いアベックとか女性客とかでいっぱいです。店内は、とても広く、コーナーを区切ったように、本棚、平台、雑貨棚、販売テーブルが、いろいろな形で展開されています。コ―テージでも、催し物が開催されていて、たくさんの人でとても賑やかで、人の流れが速く、若い人たちの活気で溢れたお店でした。堀部さんが店長だった頃のお店も見ておきたかったなぁ、と思いました。
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最後は、「ガケ書房」から新しく移転、改名して昨年春に開店された「ホホホ座」さん。先日のニイガタブックライトにもおいでだった山下さんちのお店です。私は、「ガケ書房」の頃を知らないので、今のお店は「本屋さん+雑貨屋さん」です。私の店も、20年程前までは、「絵本+木のおもちゃ+ファンシーグッズ」で、子ども雑貨の店だったので、何か店内に入っただけで、楽しい気分になりました。山下さんはご不在だったのですが、明るい雰囲気の女性店員さんがお二人おいでで、早速大量購入のお客様が現れて、おっ!すごい。うちの店なら、しめしめとばかり、店は閉めちゃって、帰っちゃていいかもと思ったりして。ファンのお客様がおられるんですね。
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実は、あと何軒かの本屋さんを見て回ることにしていたのに、「三月書房」さんで無茶苦茶時間を費やしてしまったので、今回はここまでになりました。それと、実は本屋さん巡りに合わせて、「ちりめん山椒」屋さん巡りをして、酒の飲み比べならぬ、「ちりめん山椒の食べ比べ」をひそかに計画していたのですが、四条へ行くのを諦めたことと、「誠光社」さんから「三月書房」さんへ行く途中にあるはずだった「ちりめん山椒」屋さんが見当たらず、この計画は全滅してしまいました。「おたべ」も買いたかったのですが、これもダメ。
しかし、京都へ行ったので、やっぱしお酒買いました。「三月書房」さんのすぐ近くにある、「富屋」さんで、「澤屋まつもと 守破離 純米酒4合瓶」(1,182円)、「純米吟醸 城陽300ml」(810円)
です。

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