こぐま社さんは、変わらず!

 先日の土曜日(7/6)にこぐま社の吉井社長がおいでになりました。私は外で仕事中、かみさんがお相手をさせていただきました。ご来店の目的は、新刊と復刊の案内です。新刊は、『メルヘンビルダー』と『勇者のツノ』。『メルヘンビルダー』は、お話の最初から終わりまでを、一枚の絵の中に描く手法で、『こねこのぴっち』のハンス・フィッシャーがグリムの昔話を描いた、とても美しい絵本です。フィッシャーは、私たち夫婦が大好きな作家で、おーっ!と圧倒される絵本です。復刊は、『二ひきのこぐま』と「たっちゃん さっちゃんのシリーズ4冊」。あのくまの子の写真絵本、生き生きとして愛らしい、この絵本確かに在った在ったという感じ、復刊されてうれしいです。「たっちゃん さっちゃんのシリーズ」もなつかしい。個人的ですが『たっちゃんむしばだね』の歯医者さんを何故かしっかり憶えてます。
 吉井社長は、この後東北の書店さんの集まりに参加するため、会津若松市へ向かわれるとのこと。きっと「みんな元気になる絵本」で紹介した「あかべこくんのおはなし」を販促されることと思います。
 プー横丁の取次さんは、日本出版販売株式会社さんなので、北陸日販会に入っています。北陸日販会は、先月金沢都ホテルで総会がありました。私は残念ながら出席できなかったのですが、後日事務局から分厚い資料と金沢都ホテル自家製ケーキセットが送られてきました。(その後にも記念品(?)として、配達に来た佐川急便のお兄さんがうらやましそうにしたほどの立派な台車が送られてきて、かみさんは感無量(大げさ)と喜んでいました。)総会では、しゃんしゃんしゃんの決算報告の後、芸術家や研究者の先生方のご講演を聞き、その後ご招待した各出版社の方々から新刊紹介や出版についての抱負など持ち時間制限付でお話いただき、最後に親睦会でパァッとやるわけです。
 願わくば、東北の書店さんたちが、「末廣」や「会津中将」など会津若松の美味しいお酒をいっぱい呑んで、良い気分になって、ドォッと『あかべこくんのおはなし』の注文を出してもらえたらなぁと期待しています。
 最後に、出版界もどんどんデジタル化、IT化が進行していますが、こぐま社さんは、「うちは、今までどおり、このままです」とのこと。
 子どもの生活文化の中には、タッチパネルなどが急速に普及して、アナログの絵本に変わるものとして、デジタルの映像やビデオがどんどん広がっています。iPadやタッチパネル機能付パソコンは、とてもクリエイティブで、子どもたちが自分を表現する道具として、私は強くお勧めします。しかし、絵本を読んでもらう、お話を聞いてその世界を楽しむ、あるいは親子で絵本を読んで楽しむことにビデオやパソコンがお勧めかかといえば、やはりNO!でしょう。 タッチパネルPCを自由に使いこなす、紙出力の絵本や児童書でお話の世界を自由に遊べる、多様性のある能力、環境を生きる子どもたちであってほしいと思います。前回の堤未果さんの講演の中で、想像を絶する資金力をつけた世界的グローバル企業が政治と癒着するコーポラティズム、グローバル化に押し潰されない方法として、「取替えがきかないこと」「多様性」の2つを挙げておられました。
 読んでもらうのがどんなに面白いか、「みんな元気になる絵本」 第33回『ふしぎな流れ星』のうちのお姉ちゃんの奮闘記を読んでやってください。

ponpon について

本と映画とパソコンと写真とお酒が大好き。
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